Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

過ぎる嫌いのある

M牧師が赴任先の近所の教会を挨拶に訪ねた時のこと。 その教会は異言を強調しすぎる嫌いのある、その他にも異端とまでは言わないけれど、限りなく異端に近い教えをする教会。 その教会のB牧師、M師が「初めまして」と挨拶をするなり「バラバラバラ(仮)…

反キリストとは?

「反キリスト」の出現は「終わりの時代」のしるしであると聖書は教えます。惑わされないためにも「反キリスト」に対する理解を深めましょう。 1.キリスト者共同体から離脱した者たち 彼らは私たちの中から出て行きましたが、もともと私たちの仲間ではなか…

ベルシャツァル

【ベルシャツァル】新バビロニア帝国の王。ネブカドネツァル王の息子。彼が大宴会を開き、あるまじきことにエルサレム神殿にあった金の器で酒を飲み偶像を礼拝していた時、忽然と人の指が宙に現れ、壁に帝国の滅亡を預言する短い文章を書いた。そして、王は…

臆病ではなく、力と愛と慎み

神は私たちに、臆病の霊ではなく、力と愛と慎みの霊を与えてくださいました。(Ⅱテモテ1章7節) 恐怖を感じること自体は悪いことではありません。もし、全く恐怖を感じなくなったら、危険を回避することができなくなります。大事なのは神の御心を行う時に…

言っちゃ悪いけどオジサン

小学生の頃、行きつけの床屋の理容師さんを「言っちゃ悪いけどオジサン」と呼んでいました。 言っちゃ悪いけど… と前置きして 「君の頭のここ、ちょっと凹んでるんだよね」 とか 「変なとこにもう一つ、つむじがあるんだよね」 とか 「ちょっと、おでこが広…

世を愛してはならない

世を愛しているなら、その人のうちに御父の愛はありません...肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢は、御父から出るものではなく、世から出る(Ⅰヨハネ2:16) 1.快楽ではなく、真理を 真理を行う者は、その行いが神にあってなされたことが明らかになるよう…

ネブカドネツァル

新バビロニア帝国二代目の王。聖書にはイスラエルの侵略者として登場する。ネブカドネツァルの人となりはダニエル書に詳しい。彼は頭が良いという意味でも、すぐに激怒するという意味でもよく切れる人であった。しかし自分の誤りはすぐに認める人でもあった。

来るべき世において、まことのいのちを得るように

来たるべき世において立派な土台となるものを自分自身のために蓄え、まことのいのちを得るように命じなさい(Ⅰテモテ6章19節) 「来たるべき世」を意識して生きているでしょうか?それとも「この世」がすべてかのように生きているでしょうか?もし、クリス…

プチ、ムキ、ガチ

「プチ」の由来をご存じですか?プチ家出、プチ断食、プチ整形の「プチ」です。実はこれフランス語の「Petit(小さい、些細な)」がその由来。 類するものでは「ムキ」。「筋肉ムキムキ」の「ムキ」。これは「Mucki(筋肉)」というドイツ語に由来するとか。…

あなたがたは人間である

あなたがたはわたしの羊、わたしの牧場の羊である。あなたがたは人間で、わたしはあなたがたの神である──神である主のことば(エゼキエル34:31) 1.造られた物と造り主 あなたがたは物を逆さに考えている。陶器師を粘土と同じに見なしてよいだろうか。造…

ハナンヤ、ミシャエル、アザルヤ

【ハナンヤ、ミシャエル、アザルヤ】バビロン王に仕える者として捕囚の民から、ダニエルと共に選ばれたハナンヤ、ミシャエルアザルヤ(シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴ)。彼らは偶像を拝むことを拒み、火の炉に投げ込まれるも、神に守られ、全くの無傷…

信仰の戦いを立派に戦い、永遠のいのちを獲得せよ

信仰の戦いを立派に戦い、永遠のいのちを獲得しなさい。あなたはこのために召され、多くの証人たちの前ですばらしい告白をしました。(Ⅰテモテ6章12節) 永遠のいのちを「獲得しなさい」とはどういうことだろう?永遠のいのちはイエス様を救い主として受け…

味わったことのない種類の激痛

40年以上前の正月。家族で熊本は御船町の父の実家を訪ねた時のこと。 広い庭を散策していた幼い私は片隅に、うちわのような形をした肉厚の植物を見つけました。 気持ちよさそう。その感触を確かめようとその大きなうちわを小さい手でぐっと握りました。 分か…

確信すべき3つのこと

ヨハネの手紙第一2章12節から14節にはヨハネが手紙を書いた3つの理由が記されていますが、それは私たちが確信すべき3つのこととも言えます。 1.私はすでに赦されている キリストにあって、私たちはその血による贖い、背きの罪の赦しを受けています…

ダニエル

【ダニエル】三回に分けられるバビロン捕囚の第一回の捕囚民としてバビロンに連行された。バビロンの王がユダヤ人の王族、貴族出身で優秀な人物を王宮に召しいれる際、彼はそのひとりとして選ばれ、ある時、王の夢を解き明かしたことによって高位に就くこと…

満ち足りる心

満ち足りる心を伴う敬虔こそが、大きな利益を得る道です(Ⅰテモテ6章6節) パウロは「私を強くしてくださる方によって、私はどんなことでもできる」(ピリ4:13)と言っています。それは具体的には「どんな境遇にあっても満足することができる」(ピリ…

そこに主はおられるのか?

2022年10月20日、韓国。20年前、サッカーワールドカップの舞台にもなったスタジアムにはおびただしい人々が集まりました。その数、10万人。 BTSのコンサートではありません。キリスト教の集会、正確には創設者李萬煕(イ・マンヒ)をキリストと崇める新興異…

人となられた神

クリスマスはイエス様の誕生を記念する日です。それは天地万物の神が私たちと同じ肉体をまとって地上に下りて来られたことを覚える日でもあります。 1.神の犠牲 キリストは、神の御姿であられるのに、神としてのあり方を捨てられないとは考えず(ピリピ 2…

エゼキエル

【エゼキエル】エルサレムで祭司として仕えていた人物と思われる。バビロンに捕囚されてからは、ケバル川のほとりで他の捕囚の民とともに一般人として生活していた。彼が神から預言者としての召しを受けたのは捕囚の身となって五年後。彼は二十二年間、神の…

神が造られたものはすべて良いものである

神が造られたものはすべて良いもので感謝して受けるとき、捨てるべきものは何もありません。(Ⅰテモテ4章4節) 神が造られたすべてのものは「良いもの」です。しかし、私たちがそれを感謝して受け取らなければ、また神のことばと祈りによって聖なるものと…