Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

2025-05-01から1ヶ月間の記事一覧

オススメの信仰書はあるかい?

ある老牧師に 「オススメの信仰書はあるかい?」と尋ねられ、 当時、二十歳だった私はその時読んでいた本を素直に紹介しました。 「『主よ、みこころを教えてください』です。」 「著者は?」との問いに 「匿名の著者で『ある英国の説教者』としか」と答える…

彼の言うことを聞け

聖書箇所:マルコの福音書9章2節~8節 どうして、ペテロとヨハネとヤコブがイエス様の変貌の奇跡に立ち会うことが許されたのか? を考察しながら、キリストの証人としてのあり方を学びましょう。 1.証人として それから六日目に、イエスはペテロとヤコブ…

ハツォル

【ハツォル】ガリラヤ湖の北西に位置するカナンの有力都市。現代では「テル・ハツォル(遺跡)」として知られる。ヨシュア記11章では、ハツォルの王ヤビンが北部カナンの諸王を率いイスラエル軍に対抗するも、イスラエル軍に敗れ、徹底的に破壊され焼き払わ…

神から生まれた者は、罪を犯さない

神から生まれた者はみな罪を犯さないこと、神から生まれた方がその人を守っておられ、悪い者はその人に触れることができないことを、私たちは知っています。(ヨハネの手紙第一 5章 18節) 「神から生まれた者はみな罪を犯さない」と記されているのを見て、…

隙間時間に四股を踏んでおる次第

単なる運動不足による衰えとは異なる足腰の衰えを感じる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか? このままではいかんなと、私は最近、隙間時間に四股を踏んでおる次第です。 四股(しこ)とはお相撲さんが両足を交互にあげる動作。 相撲の基礎練習…

自分を捨てて

聖書箇所:マルコ8章31節~38節 「あなたはキリストです」と告白し、イエス様に「あなたは幸いです」と言われたペテロ。しかし、その直後に「下がれ。サタン。」と言われてしまいました。何故でしょう? 1.歪んだメシア像 イエスはこのことをはっきり…

シドン

【シドン】ツロと並んでフェニキアの著名な町として聖書にしばしば登場。現在のレバノン共和国のサイダにあたる。北イスラエル王国のアハブ王は、シドンの王エテバアルの娘を妻として娶ったが、それが悪名高いイゼベルで、彼女はイスラエルにバアル信仰を持…

神は聞いてくださる

何事でも神のみこころにしたがって願うなら神は聞いてくださるということ、これこそ神に対して私たちが抱いている確信です。(ヨハネの手紙第一 5章14節) 「祈り求めるものは何でも、すでに得たと信じなさい。そうすれば、そのとおりになります」とあります…

ドロドロとした何か

先週、五月八日、システィーナ礼拝堂の煙突から、白い煙が立ち昇ると、サンピエトロ広場には大歓声が。 新教皇レオ十四世の誕生です! …と言っても、これは、あくまでもカトリックの話。 プロテスタントに属する信徒の多くは、ふ~ん、そうなんだ~ぐらいに…

あなたはわたしを誰だと?

聖書箇所:マルコ8章27節~30節 イエスをどのような存在として捉えるのか?それが、私たちの地上での人生だけではなく、来たるべき世における永遠の人生に大きな影響を与えるのです。 1.イエスをどのようなお方として捉えるか? イエスは、彼らにお尋…

ツロ

【ツロ】「岩」を意味する名を持つ古代フェニキアの主要都市。現在のレバノン南部の地中海沿岸部に位置した。港湾都市として、杉材や染料、ガラス製品などの交易で繁栄。聖書にはツロの王ヒラムはソロモン王が神殿を建築する際に木材と職人を提供したと記録…

御子を持つ者はいのちを持つ

御子を持つ者はいのちを持っており、神の御子を持たない者はいのちを持っていません。(ヨハネの手紙第一 5章12節) 「御子を持つ」とありますが、この場合の「持つ」はただ所有するということではなく「結びついていること」すなわち「親密な関係にあること…

さらにその上をいくウルトラC

ラジオから、子どもの声で 「怒る時は、少し微笑みを入れてね」 と親にお願いするフレーズが耳に入って来る(CM?)とすぐに、私の脳内では「笑いながら怒る人」を竹中直人が披露し始めたのは言うまでもありません(分からない世代の方にはご免なさい)。 …

強くされるために

聖書箇所:第Ⅱコリント12章9節 人の弱さと、神の強さについて考察していきましょう。そして、私たちが神によって強められるために必要なことを学び、日々の生活に適用していきましょう。 1.自分の弱さを認める だれかが弱くなっているときに、私は弱く…

レバノン

【レバノン】南の国境をイスラエルと接する現在のレバノン共和国周辺に位置。建築や造船の資材として知られる「レバノン杉」の産地で、ソロモン王は神殿建築の際、それを取り寄せた。聖書では美しさや力を象徴すると同時に、高慢と神の裁きの象徴としても登…

信仰は勝利

神から生まれた者はみな、世に勝つからです。私たちの信仰、これこそ、世に打ち勝った勝利です。(ヨハネの手紙第一 5章 4節) 信仰と信念は異なります。一昔前、いわゆる積極思考が日本でも流行した際、キリスト教的要素をふりかけつつも、一般受けするよう…