Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

恵みの選びによる救い

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1.神の一方的な選びによる「救い」

神は私たちを世界の基の置かれる前から・・・選び(エペソ1:4)

創造主なる神はこの世界が創造される前から私たちを「救い」に選んで下さっていたと聖書は教えます。これは人間の知恵では計りがたい真理です。しかし、そうなると、それならば、どうして救われるために「信じて告白する」(ローマ10:10)必要があるのだろうか?と疑問に思われる方もおられるでしょう。

2.「選び」に対する人間の正しい応答

人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。(ローマ10:10)

私たちは「神の一方的な選び」による救いには人間の側の正しい「応答」の姿勢が求められることを心に留めたいのです。モーセによって、エジプトの奴隷状態から解放されたイスラエルの民はすべて「選びの民」でした。しかし、その中から実際にその世代で約束の地に入ったのは正しい信仰をもって応答したヨシュアとカレブの二人だけでした。

3.「選び」を確固たるものとするための努力

選ばれたこと・・・を確かなものとしなさい(Ⅱペテロ1:10)

神の救いのみわざは、神の一方的な恵みによるものですが、それは、私たちが自らの救いについて何も責任がないということを意味してはいません。だから、ペテロはその手紙の中で、熱心に、あらゆる努力をして自らの選ばれていることを確かなものとするよう、クリスチャンたちに薦めているのです。福音にふさわしい生活を追い求めていきましょう。

説教者 高森恒喜牧師

(2018年7月1日礼拝説教の要約)

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