Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

「祈り」について

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天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。御国が来ますように・・・(マタイ6:9-13)

1.誰に祈るのか?

天にいます私たちの父よ・・・(マタイ6:9)

祈りは「信じる心」こそが大事で、その対象はなんでもいいんだと考る人もいます。しかし、いくら信じて祈ったところでその対象が石や木ならば、それは独り言にしか過ぎません。「信じる心」も大事かもしれませんが、それ以上に信じる対象が大事なのです。私たちは天地万物の創造主なる全知全能の神、私たちを愛してやまない神を信じ祈るのです。

2.いつ祈るのか?

いつでも祈るべきであり失望してはならない(ルカ18:1)

私たちは「いつでも」祈ることができます。また神様ご自身がそれを望んでおられます。なぜなら「祈り」の本質が創造主なる神との交わりにあるからです。「祈り」というと「願い事をすること」と思われがちですが、私たちの信じる神は私たちが願うよりも先に私たちの必要を知っておられる方(マタイ6:8)。まずは常に神様を意識する習慣をつけましょう。

3.どのように祈るのか?

父、子、聖霊の御名によって・・・(マタイ28:19)

礼拝で代表の祈りをする際にはある程度型にはまった端的な祈りを捧げることが望ましいと思われます。しかし、個人的な祈りの場合はそのようなことにとらわれる必要はありません。私たちは自由に神に語りかけることができるのです。その際、賛美、感謝、願い、告白、聞く、ということを意識されるとさらに祈りに深みが出てくることでしょう。

説教者 高森真理子牧師

(2018年8月26日礼拝説教の要約)

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