Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

「愛」は律法を全うする

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愛は隣人に害を与えません。それゆえ、愛は律法を全うします※愛は律法の要求を満たします[2017](ローマ13:10)

1.最も大切なキリストの教え

わたしがあなたがたを愛したように・・・(ヨハネ15:12)

「互いに愛し合いなさい」。これは、キリスト教において最も重要な教えであり、最も、ないがしろにされがちな教えでもあります。

私たちは、あたかもイエス様が「互いに裁き合いなさい」と教えられたかのようにふるまってしまうことも少なくありません。

私たちはイエス様の愛に学び、愛において成長することこそ、霊的成長の証しであることを覚えましょう。

2.「愛」とは何か?

何事でも、自分にしてもらいたいことは、ほかの人にもそうしなさい。これが律法であり預言者です(マタイ7:12)

「愛は律法を全うする」それはすなわち「自分にしてもらいたいことを他の人にもすることこそ、聖書の教えの中心である」ということです。

ただ、それは「善行の押し売り」ではありません。相手の真の必要を満たしてあげること。そのためには相手のために祈ることも不可欠です。

3.「愛」は意志

起こしてやりたくなくても、必ず彼といっしょに・・・(出23:5)

「イエス様が愛したように」となると「愛すること」のハードルが高く感じます。しかし、「愛する」とは、時にはある人に負の感情を抱いていたとしても、その人が困っている時には手を差し伸べる意志を持つことです。

もちろん、それも決して簡単ではありませんが、「愛」とは感情ではなく意志であることを知ることでハードルは幾分下がるでしょう。

説教者 高森恒喜牧師

(2018年9月2日礼拝説教の要約)

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