キリストの中に根ざし、また建てられ、また、教えられたとおり信仰を堅くし、あふれるばかりに感謝しなさい(コロサイ2:7)
1.「みことば」に根ざす
御国のことばを聞いても悟らないと、悪いものが来て、その人の心に蒔かれたものを奪って行きます(マタイ13:19)
「根ざす」とは原語において「土台を置く、固定させる」という意味があります。実り豊かなクリスチャン生活を願うならば、私たちは「神のことば」である「聖書の教え」に自らの人生の土台を置き、そこに自らをしっかりと固定させる必要があるのです。
2.「祈り」に根ざす
イエスは、朝早くまだ暗いうちに起きて、寂しい所へ出て行き、そこで祈っておられた。(マルコ1:35)
「みことば」に根ざすためには「みことばを悟る」必要があります。「みことば」は聖霊によって与えられたものですから、聖霊によって悟る必要があります。そのためにこそイエス様は祈りをとおして神の霊との深い交わりの中で、聖霊に満たされ、神のみことばに生きられたのです。
3.「神の愛」に根ざす
愛に根ざし、愛に基礎をおいているあなたがた・・・(エペソ3:17)
「キリストの中に根ざす」(コロ2:7)とは「愛に根ざす」ことです。キリストを人生の土台(基礎)とすることは「神の愛」を人生の土台とすることです。「みことば」と「祈り」に根ざした人生は自ずと「神の愛に根ざした」人生へと導かれます。みことばを学び、祈りに励んでいても、裁きあっているなら、神の教えの本質を見失っていることになります。
説教者 高森真理子師
(2018年9月23日礼拝説教の要約)