Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

証しを確かなものと

山道を歩く男性

パウロはコリント教会のクリスチャンたちの成長を喜んでいますが、どこに彼らの成長を見たのでしょうか?

1.救いの確信

信仰は・・・目に見えないものを確信させる(ヘブル11:1)

 「キリストについての証しが・・・確かなものとなった」(Ⅰコリ1:5)結果、コリント教会のクリスチャンは「キリストにあって豊かなものと」(Ⅰコリ1:5)なりました。霊的に豊かになるための出発点は「救いの確信」です。そして、確信は信仰の結果であることを忘れてはなりません。確信してから信じるのではなく、信じることが確信への道なのです。

2.仕える能力

私たちは、与えられた恵みに従って、異なる賜物を持っている(ローマ12:6)

パウロはコリント教会のクリスチャンが「どんな賜物にも欠けることがなく」(Ⅰコリ1:7)なっていることを喜びました。その賜物とは教会が互いに仕え合うために与えられた能力です。その能力が教会において有効に活用されるためには「互いに人を自分よりもまさっていると思う」(ローマ12:10)謙遜な心が養われる必要があります。

3.再臨の待望

キリストが・・・おいでになるのを・・・待ち望んでいます(Ⅱコリ6:2)

自らの国籍があることを確信しているクリスチャンは「再臨」を待望します。コリント教会のクリスチャンも「熱心に・・・主イエス・キリストの現れを待ち望むようになって」(Ⅰコリント1:7)いました。この健全な再臨信仰こそが、私たちが「しみも傷もない者として平安をもって御前に出るように」(Ⅱペテロ3:14)励む上での大切な動機付けとなるのです。

説教者:高森恒喜師

(2019年2月17日礼拝説教の要約)