信仰生活とは主を喜ぶ生活であり、それこそ私たちが神様からの豊かな祝福を受けるための秘訣です。
1.安息日を守る
あなたが安息日に出歩くことをやめ、わたしの聖日に自分の好むことをせず・・・そのとき、あなたは主をあなたの喜びとする(イザヤ58:13-14)
主を自らの喜びとする信仰生活の要(かなめ)は安息日の精神を持って聖日を守ることにあります。それは神の御前に安らぐ日であり、三位一体なる神の交わりの中に加えられたことを象徴する日とも言えるでしょう。私たちはそこで神の愛の中に憩うのです。
2.神に喜ばれることを行う
求めるものは何でも主からいただくことができます。私たちが神の命令を守り、神に喜ばれることを行っているからです。(Ⅰヨハネ3:21-22)
上記のみことばには「主を自らの喜びとする時、主は私たちの願いをかなえてくださる」という約束(詩37:4)が、違った表現で記されていますが、併せ見ることで「主を喜ぶこと」とは「主の喜ばれることを行うこと」であることが分かります。
3.互いに愛し合うこと
互いに愛し合うこと、それが神の命令です(Ⅰヨハネ3:23)
神を喜ぶとは、神を喜ばせること。それは神の命令を行うことであり、その命令とは「互いに愛し合うこと」です。つまり「神を喜ぶこと」と「互いに愛し合うこと」とは一つなのです。十戒における安息日の命令が神との関係と人との関係を結ぶ命令として与えられていることを心に覚え、キリストの愛の精神を持って互いに仕える者となりましょう。
説教者:高森恒喜師
(2019年3月10日礼拝説教の要約)