「肉の欲」に心を奪われたままでは私たちは神のしもべとなることはできません。肉欲と完全に決別しましょう。
1.罪の要因としての欲望
欲がはらんで罪を生み、罪が熟して死を生みます(ヤコブ1:15)
神様は十戒においてイスラエルの民に「欲しがってはならない」と命じられました。
なぜなら、人間の「欲望」こそが、人間の犯す全ての罪の根本的原因だからです。
ですから、罪を犯したくないと願うならば自らの「欲望」と決別することが不可欠です。
時にはそれが「欲望」であることに気づいていないこともありますので、よくよく自らの言動を吟味しましょう。
2.欲望から決別するために
その木は食べるのに良さそうで、目に慕わしく・・・(創世記3:6)
ダイエット中なのに料理番組ばかりを見たり、雑誌のスイーツ特集ばかりを読んでいたら、かなりの確率でそのダイエットは失敗するでしょう。
誘惑に陥りたくないと願うなら、欲望を助長するような情報から遠ざかることが重要です。
欲望を満たすことでは決して幸せにはなりません。
神のみこころに生き続けるその先にこそ真の幸福があるのです。
3.何度でも悔い改める
私たちが自分の罪を告白するなら・・・きよめてくださいます(Ⅰヨハネ1:9)
「肉欲との決別」。口で言うのは簡単ですが、実際にそれに取り組んでみるとなかなか大変な作業です。
多くの失敗を繰り返すことでしょう。
だからといって諦める必要はありません。その度に神様の前に悔い改めることです。何度でもその度にです。
日々、軌道修正することによって、私たちは約束の地へと入るのです。
説教者:高森真理子師
(2019年3月24日礼拝説教の要約)