私たちの人生は選択の連続ですが、その中で最も大事な選択は何か?聖書から学びましょう。
1.いのちか死か
見よ、私は確かに今日あなたの前に、いのちと幸い、死とわざわいを置く・・・あなたはいのちを選びなさい(申命記30:15、19)
私たちは日々、何を飲むか何を食べるかという小さなことを始めとして様々な選択をして生きています。
しかし、人生において本当に大事な選択は2択です。「いのちと幸い」を選ぶか、それとも「死とわざわい」を選ぶか、私たちはそのどちらかを選んで日々生きているのです。
2.日々いのちを選ぶ
主は・・・園の中央にいのちの木・・・善悪の知識の木を生えさせた(創世記2:9)
アダムとエバが「永遠のいのち」を保つためには「いのちの木」から取って食べることが必要だったと考えるなら(創2:22)彼らは日々「いのちの木」から取って食べるか「善悪の知識の木」から取って食べるかの選択を迫られていたことになります。
生きている限り誘惑を完全に避けることはできません。私は大丈夫ということはありません。油断大敵です。
3.いのちの木から取って食べるとは
わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です(ヨハネ15:5)
人間が「善悪の知識の木」から取って食べたとはどういうことなのでしょう。
それは神ではなく自分を善悪を判断する基準としたということです。
つまり、人間が神ではなく自分を中心に生きるようになったとは、とりもなおさず、人間が自らの欲望に従って生きるようになったことを意味しています。
「いのちの木」から取って食べるとはその逆ですから、神のことばを善悪の判断の規準とし、神のみこころに従って生きることになります。
つまり、イエス様を主として歩む人生の先にこそ「永遠のいのち」があるのです。
説教者:高森恒喜師
(2019年3月31日礼拝説教の要約)