十数年前、あるクリスマス愛餐会でのことです。和やかな雰囲気の中、兄弟姉妹と共に食事を楽しんでいたのですが、隣席の中年男性が食事に手をつけようとしません。
表情も暗かったので、どうかされました?と声をかけると
「こうしている間にも、世界では戦争や飢餓で亡くなっている人々がいるかと思うと、こんなふうに楽しんで良いのかと・・・」
そして、およよと泣かれるのです。こんな時にも世界の惨状を憂いて涙を流されるなんて、素晴らしい信仰の人だな・・・
とはなりませんよね(笑)何だこの人?
となるのではないでしょうか。
「泣くのに時があり、笑うのに時がある」(箴言3章)
せっかくの素晴らしい信仰も「時」を見誤るとあれれ?ということになってしまいます。
気をつけないとな、と思ったことでした