ローマ軍の百人隊長だったコルネリウスの敬虔な信仰は異邦人が聖霊に満たされるという教会の歴史的転換につながりました。彼の信仰に学びましょう。
1.神を恐れる人
主を恐れることは知識の初め(箴言1:7)
創造主なる神への畏敬の念は私たちが持つべき信仰の姿勢の基本中の基本です。
異邦人であったコルネリウスがいかにして信仰を持つようになったかは分かりませんが、しかし、彼の心には敬虔なユダヤ人以上の神への畏敬の念が養われていました。
それが本物であったことは、彼だけでなく彼の家族もまたそうであったことからも伺えます。
2.善に生きる人
キリストは良いわざに熱心な選びの民をご自分のものとしてきよめるため、私たちのためにご自分を献げられたのです(テトス2:14)
神の「選びの民」の特徴は「良いわざに熱心」であることです。
私たちは救われるために良い行いをするわけではありませんが、救われたからこそ、良い行いに生き、そのことによって自らの選びを確かなものとするのです(Ⅱペテロ1:10)。
3.いつも祈る人
香は聖徒たちの祈りであった(黙示録5:8)
私たちは時に日々の祈りがむなしく感じられることがあるかもしれません。しかし、私たちがどのように感じようとも、私たちが祈る時にそれは神を喜ばせる香りとなって神の御前に届いています。
その祈りの香が満ち、そして、溢れる時、神の恵みが私たちの上に豊かに注がれるのです。私たちは祈ることをやめてはなりません。
説教者:高森真理子師
(20190623 礼拝説教要約)