Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

献金の意味と目的

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献金はお布施や寄付、参加料や聴講料などとは異なります。なぜ献金をするのか?その意味と目的について学びましょう。

1.感謝としての献金

感謝のいけにえを献げる者はわたしをあがめる(詩篇50:23)

私たちは日々神様からの豊かな恵みをいただいています。その恵みに対して感謝の意を表すことは当然のことです。その具体的な表現のひとつが献金です。旧約時代は幕屋や神殿において動物の犠牲が、献げられていましたが、今はそれを「献金」という形で表します。これは神様とあなたとの個人的な関係におけるものであることを覚えましょう。

2.挑戦としての献金

わたしを試してみよ・・・あふれるばかりの祝福をあなたがたに注ぐかどうか(マラキ3:10)

原則的に「神を試す」ことは不敬なこととみなされます。しかし、唯一、献金において神は私たちにご自身を試しても良いと言われるのです。そして、あふれるばかりの祝福を注いでくださると。神様は私たちから奪うために献金を要求されるのではありません。祝福するためです。

3.献身としての献金

あなたがたのからだを、神に喜ばれる、聖なる生きたささげ物として献げなさい。それこそ、あなたがたにふさわしい礼拝です(ローマ12:1)

「献金」は「献身」の現れです。多くの人々がこの世における最終的な望みを金銭においています。しかし、「金銭を愛することはあらゆる悪の根」であると聖書は教えます。最終的な望みを創造主なる神に置くという信仰の姿勢を表すための手段として「献金」があるのです。

説教者:高森真理子師

(2019年8月25日礼拝説教要約)