イエス様から目を離さないためには後ろを振り向かないこと、過去に囚われないことが大切です。
1.過去の罪過にとらわれない
神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益となる(ローマ8:28)
過去の罪過ちに囚われていては前に進むことはできません。私たちは過去のすべてが私たちの益となることを信じなければなりません。なんのための益でしょう?それは「御子のかたちと同じ姿(ローマ8:29)」になるためです。
2.過去の栄光にしがみつかない
私はすでに捕えたなどと考えてはいません。ただ一つのこと、すなわち、うしろのものを忘れ、前のものに向かって・・・走っている(ピリピ3:13-14)
過去の栄光にしがみつくことも、イエス様から目を離すことにつながります。そもそも「何かを、自分がなしたことだと考える資格は、私たち自身にはありません。」(Ⅱコリント3:5)過去の栄光も主なる神によって行われたことです。私たちは全ての栄光を神に帰すべきです。
3.過去の生活(この世)に未練を持たない
世をも世にあるものをも、愛してはいけません。もしだれかが世を愛しているなら、その人のうちに御父の愛はありません。(Ⅰヨハネ2:15)
クリスチャンになってもなおこの世に未練を持ち続けているなら、それが罠となってしまいます。イスラエルの民が約束の地への旅路の厳しさや単調さに飽き飽きとし、エジプトでの生活のほうが良かったと思うように約束の地への歩みを止めてしまうでしょう。世と決別しましょう。
説教者:高森恒喜師
(2019年9月1日礼拝説教要約)