テキスト@使徒20章32他
「神の恵みのみことば」に自らを委ねることによって、私たちが得ることのできる恵みはどのようなものでしょうか?
1.成長
生まれたばかりの乳飲み子のように、純粋な、霊の乳を慕い求めなさい。それによって成長し、救いを得るためです(Ⅰペテロ2:2)
「霊の乳」とは「みことばの乳(新改訳第3版)」のことです。霊的成長には霊の糧であるみことばが必要不可欠。自らの霊的飢え乾きに気づくこと、その上で、混じりけの無い純粋なみことばによって養われることが大切です。それが健全な成長と結実をもたらすのです。
2.聖め
真理によって彼らを聖別してください。(ヨハネ17:17)
神は真理のみことばによって私たちを聖めて下さいます。聖められるとは「主人(神)にとって役に立つもの、あらゆる良い働きに備えられたものとなる」(Ⅱテモテ2:21)ことでもあります。聖書は私たちを神の人として整えるために与えられていることを忘れてはなりません(Ⅱテモテ3:16~17)。神の聖徒として、日々みことばに親しみましょう。
3.相続
勝利を得る者は、これらの者を相続する。(黙示録21:7)
勝利を得るために聖書は「御霊の剣、すなわち神のことばを取りなさい」(エペソ6:17)と教えています。イエス様もサタンの誘惑に対して「神のことば」によって勝利を得られたのです。しかし、みことばの剣を巧みに扱うためには訓練が必要ですし、基礎体力も必要になります。そのためにも日々の祈りとみことばの時が重要です。
説教者:高森恒喜師