テキスト@Ⅰコリント1章26~29節他 説教者:高森恒喜師
神の恵みが、私たちの弱さをとおして現れる力となるために、私たちがなすべきことを学びましょう。
1.神の力は弱さのうちに
わたし(神)の恵みはあなたに十分である。わたしの力は弱さのうちに完全に現れる(Ⅱコリント12:9)
私たちは時に自分の弱さや小ささを見せつけられ、失望落胆してしまうかもしれません。しかし、神はあえて小さく弱い人々を選ばれたと聖書は教えているのです(Ⅰコリント1:27)。私たちは自分の弱さを思い知らされる時こそ、神のはかりしれない恵みに感謝しようではありませんか。
2.弱いまま、用いられる神
しかし、彼は父の家の者や、町の人々を恐れたので、昼間はそれをせず、夜に行った(士師記6:27)
神は異民族に圧迫されるイスラエル人を救うためにギデオンを選ばれました。彼は決して勇敢な人ではなく、むしろ、臆病な人でしたが、彼の素晴らしいところは、恐れがある中でも、神のみこころを行うために動いたことでした。
3.今持っているもので
行け、あなたのその力で・・・わたしがあなたを遣わす(士師6:14)
「神にあって私たちは力ある働きをします」(詩篇108:13)が、それは私たちが自分の力を全く働かせる必要がないということではありません。「五つの魚と二匹の魚」が捧げられ、それが神によって祝福された時に群衆を養う力となったように(マタイ14:17)どんなに小さく弱く思えても、自分に与えられている力を神に捧げるところに神は働かれるのです。
(2019年12月8日礼拝説教要約)