あなたがたは、自分が神の宮であり、神の御霊が自分のうちに住んでおられることを知らないのですか(Ⅰコリント3:16)
1.神の宮は聖なるもの
神の宮は聖なるもの・・・あなたがたは、その宮です(Ⅰコリント3:17)
私たち人間と他の動物との決定的な違い。
それは人間は神の住まう宮(神殿)として造られているということです。
人間に「聖さ」が求められる理由がそこにあります。
神殿が汚されているならば、そこに神の臨在があふれることはありません。
私たちは神の臨在の溢れる神殿となるべく、ますます聖められることを求めていきましょう。
2.賛美のいけにえ
私たちは・・・賛美のいけにえ・・・を絶えず神にささげようではありませんか(へブル13:15)
旧約時代、神の宮では絶えず「いけにえ」が捧げられていました。
今、私たちが神の宮として絶えず捧げることのできる「いけにえ」は神への賛美です。
私たちが神の宮として、あらゆる時に賛美のいけにえを捧げる時、そこに神の臨在があふれるのです。
3.善行のいけにえ
善を行うことと、分かち合うことを忘れてはいけません。そのようないけにえを、神は喜ばれるのです(へブル13:16)
日々の生活の中で善を行うことも神へいけにえを捧げることです。
「私たちは・・・良い行いをするためにキリスト・イエスにあって造られた」(エペソ2:10)ことを忘れてはなりません。
善を行うことは神の「恵みによる、信仰による救い」の証であり、神の宮としての重要な働きなのです。
説教者:高森恒喜
(2019年1月12日礼拝説教要約)