高慢は破滅に先立ちます(箴言16:18)。その罠に陥らないためにも高慢な人の特徴を知り、自らの信仰を吟味しましょう。
1.自己中心に生きる
クリスチャンがあからさまに創造主なる神を否定することはないでしょう。
しかし「欲望を神として」(ピリピ3:19)自分中心的な生き方をしているならば、実質的には神を否定しているのと同じです。
2.教えの本質から離れる
高ぶっている状態とは、神の教えから迷い出てしまっている状態です(詩篇119:21)。
高ぶれば高ぶるほど、教えの中心である「互いに愛し合いなさい」という教えから遠く離れてしまいます。
3.自分を義とする
初めの人間が、神から離れて最初にしたことは人のせいにすることでした。
彼らは自らの罪を認めることなく、自分を義としたのです。高慢な人は自分の罪過ちを認めません。
4.感謝しなくなる
聖書は「あふれるばかりに感謝しなさい」と教えますが、高慢な人は不平不満でいっぱいになっています。
当然、その信仰生活からは喜びや平安は失われてしまいます。
5.苦々しい思いがある
高慢な人の心には常に苦々しい思いがあります。
それは他人を裁く言動に現れます。
苦々しい思いはサタンの大好物です。
そのような人は教会に分裂をもたらす根源としてサタンに利用されがちです。
6.忠告を聞かなくなる
高慢な人の最大の特徴は人の忠告に耳を貸さないということです。
自分の考えは正しいと思い込んでいるのです。
しかし、そのように思っていること自体が間違っていま。
2020年2月2日礼拝説教要約
説教者:高森恒喜