小学6年生の時、音楽の先生が代わりました。
定年間近かと思われる女性教師で、口癖は
音楽は、音を楽しむものよ!
そして、苦虫を噛み潰したような顔で命じるのです。
さあ!楽しみなさい!(-᷅_-᷄ )
以来、音楽の授業は恐怖の時間になりました。
授業中は常に笑顔でいなければなりません。
そうでなければ怒号が飛ぶのです。
笑顔はこうよ!
と先生の鬼の形相が瞬時に満面の笑みに変化(へんげ)するのに私たちの背筋は凍りました。
最悪は
身体で楽しさを表現しなさい!
と強要される創作ダンス。
定番の曲がまた暗いメロディで、歌詞はほぼ「ズンガリガリガリ」と意味不明。
ひきつった笑顔で身体をくねくね踊り歌う子供たち。
音楽が好きになれるわけがありません。
先生自身が、音を心から楽しんでいる姿を見せるだけで良かったのに。
信仰の真髄は主を喜ぶこと。
さて、私達は主と共に歩む人生を喜び楽しんでいるでしょうか?