テキスト@ルカ21章5-36節他
終末の兆しは恐れるためではなく、備えるためです
1.神の国が近いことを知る
わたしはすぐに来る。あなたは自分の冠をだれにも奪われないように、持っているものをしっかり保ちなさい(黙示録3:11)
私たちはともすると「キリストの再臨」はまだ先のことであると思い、油断してしまいます。しかし「終末の前兆」に目を留める時、私たちはそんな悠長に構えている場合ではないことを知るのです。私たちはいつ主の前に立っても恥じることのない生き方をしているでしょうか?
2.救いを確かなものとする
自分たちの召しと選びを確かなものとするように・・・これらのことを行っているなら、決してつまずくことはありません。(Ⅱペテロ1:10)
「終末の前兆」は私たちを怖がらせるためにあるのではありません。それは救いの完成が間近に迫っていることを示す出来事なのです。ですから、私たちはその日に備え「信仰には徳を、徳には知識を・・・加え」(Ⅰペテロ1:5-)自らの召しと選びの確信を深めるのです。
3.祈りのために心を整える
万物の終わりが近づきました。ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい(Ⅰペテロ4:7)
私たちが「信仰には徳を・・・加える」ためにも、また終わりの日の様々な困難を乗り越えるための知恵と力を得るためにも「祈りの生活」が重要です。イエス様も断食の祈りをとおして、御霊の力を帯びられました(ルカ4:14)私たちはなおさらのことです。
2020年3月1日 礼拝説教要約
説教者:高森恒喜