茶色く濁っていたベネチアの運河が澄み渡り、魚が泳ぐのが見えるようになりました。
澄んだのは水だけではありません。
インド北部のある町では、30年ぶりに200キロ先のヒマラヤ山脈が見晴らせるようになったそうです。
コロナ禍で人類は大いに苦しんでいるけれども、自然界は大いに喜んでいるようです。
人けの無くなった、海や川や山で、野生動物が本来の姿を取り戻しつつあります。
ある所では野生動物が街に繰り出し、喜々と闊歩しています。
これまでの間、どれだけ人類が地球を汚し、その生態系を乱し、また動物の生息域を侵して来たか、ということですよね。
千年王国が文字通り地上に実現するならば、自然の完全な回復があることでしょう。
それが何を意味するのか、少し分かったような気がします。