テキスト@Ⅰコリント4:5-6他 説教者:高森恒喜牧師
それは本当に聖書の教えに基づいた言動なのでしょうか?
1.それは聖書の教えか?
あなたがたは自分たちの言い伝えのために神のことばを無にしてしまいました(マタイ15:6)
これは聖書の教えだと長年思っていたことが、実はそうではなく、伝統に基づいたものであったり、とある信仰書の著者の個人的見解であったりすることもしばしば。ですから、何事も鵜呑みにせず、果たしてそれは聖書の教えなのか吟味することが大切です(使徒17:11)
2.その解釈は絶対か?
ある日を別の日よりも大事だと考える人もいれば、どの日も大事だと考える人もいます。それぞれ・・・確信を持ちなさい(ローマ14:5)
聖餐のパンとぶどう酒について、それらが単なる象徴なのか、パンとぶどう酒の中に神の臨在があるのか、それともパンとぶどう酒がキリストの肉と血に変化するのか・・・教派によって解釈が分かれるところです。しかし、より大事なのは聖餐を信仰をもって執行することです。
3.それは確実か?
やがてどのようになるか、まだ明らかにされていません。しかし・・・キリストに似たものとなることは知っています(Ⅰヨハネ3:2)
未来について明らかにされていることはわずかです。「携挙」についてもそれが艱難時代の前なのか後なのか半ばなのか、実際に起こってみないと分かりません。ですから、死後も含めた未来について、個人的な推測にしか過ぎないことを断言することは控えるのが賢明です。
(2020年11月15日の礼拝説教要約)