テキスト@へブル11:6他 高森恒喜牧師
神を喜ばせる信仰とはどのようなものでしょう?
1.神の存在を信じる
信仰がなければ神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神がおられること・・・を、信じなければならないのです(へブル11:6)
神を喜ばせるための最初の一歩は「神の存在」を信じることです。それも正しく信じること。特に日本人の多くが抱いている神観と、聖書が啓示する神観とはかけ離れています。だからこそ、私たちクリスチャンが創造主なる唯一神に関する正しい理解を深めることは大切です。
2.神の全能を信じる
神にとって不可能なことは何もありません(ルカ1:37)
「信じて祈り求めるものは何でも受ける」(マタ21:22)とイエス様は言われました。何でも叶えてくださる方は、何でもできなければなりません。つまり、全能でなければなりません。だからこそ、聖書的「祈り」とは神の存在を認めるとともに、神の全能を信じる信仰の表明となり、神は私たちの祈りを喜ばれるのです。
3.神の慈愛を信じる
神たちすべてのために、ご自分の御子さえも惜しむことなく死に渡された神(ローマ8:32)
神の全能を信じていても、神の慈愛を信じることができなければ、私たちは神に祈りを捧げることを躊躇してしまうでしょう。「真の祈り」には「神に対する絶対的信頼」という姿勢が含まれ、その基となるのが神の真実不変の愛であり、その証がキリストの十字架なのです。
(2021年1月17日の礼拝説教要約)