テキスト@創世記1章ー11章 高森恒喜牧師
創世記の裁きの物語から私たちは何を学ぶことができるでしょう?
1.失楽園物語
神である主は、人をエデンの園から追い出し・・・(創世記1:1)
アダムとエバは、神が与えられたたった一つの禁令を守れませんでした。その原因は蛇に誘惑されたからだけではありません。彼らは神のすぐ近くを歩むべき存在として造られたはずなのに、神から離れて行動をしていたのです。サタンはその隙を逃しませんでした。私たちもまた主なるイエス様のそば近くを歩まなければサタンの餌食になるのです。
2.大洪水物語
わたしは・・・滅ぼし去るため・・・大洪水をもたらそう(創世記6:17)
人間が増え広がると同時に悪も増え広がりました。神を離れた人間には罪の性質が宿ってしまったのです。私たちも地上で肉体をまとっている間は、肉の欲に傾く傾向があり、それを放置していると罪へとまた死へと向かう可能性があることを忘れてはいけません。常に聖霊に満たされることを求め、肉欲で心を満たすことのないようにしましょう。
3.バベルの塔物語
彼らのことばを混乱させ・・・通じないようにしよう(創世記11:7)
神は人に地に増え広がるように(創9:7)命じられたのに、人は「全面に散らされるといけない」(創11:4)とバベルの塔を建造しはじめました。しかし、神はご自身の命令を実現させるために人の言葉を混乱させ、地に拡散せざるを得ない状況にされました。私たちが従おうと逆らおうと神の計画は実現しますが、従うことが最善の選択です。
(2021年2月14日の礼拝説教要約)