神学生時代のことです。
派遣先のM牧師は3度の飯より伝道が好きな素晴らしい先生。
早速、路傍伝道へ行きましょう!ということになって、先生を先頭に目的の場所に歩いて向かっていたのです。
しかし、きっと待ちきれなかったのでしょう。
M牧師が、道行く人にすれ違いざま「イエス様を信じましょう」と声をかけ始められました。
さらには、両手を十字架の形に広げ「イエス様はこんなふうにあなたのために死なれたのです!」とピョンピョン飛び跳ね始められたのです。
その頃には私は同行者とは思われない程度の距離をとって歩いていたのですが、先生を不思議そうに見ていた上品なおばあさんの
「春だわ~」
とのつぶやきが今も耳に残っています。
春の息吹をお届けするのも悪くはないですが、できれば神の息吹を届ける者となりたいなと・・・笑