Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

神の臨在に導かれる

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テキスト@出エジプト記 高森恒喜牧師
出エジプト記にある神のメッセージを読み取りましょう

1.エジプトからの脱出

まさにこの日に、主はイスラエルの子らを、軍団ごとにエジプトの地から導き出された(出エジプト12:51)

出エジプト記の前半は、エジプトで奴隷として使役され苦しんでいたイスラエルの民が、神に遣わされたモーセに導かれ、エジプトから脱出した時の記録です。これは、将来、実現するキリスト・イエスの十字架の救い、霊的イスラエルの罪からの解放を予表する出来事でした。

2.荒野の旅

主は、昼は途上の彼らを導くため雲の柱の中に、また夜は、彼らを照らすための火の柱の中にいて、彼らの前を進まれた(出エジプト13:22)

イスラエルの約束の地へ向かう旅は、天の御国へ向かう私たちの歩みを象徴します。エジプト脱出が約束の地へ入るための第一歩に過ぎなかったように、イエス様によって罪から解放されたことは天の御国に入るための第一歩を踏み出したに過ぎないことも忘れてはいけません。

3.幕屋の建設

第二年の第一の月、その月の一日に幕屋は設営された(出エジプト40:17)

幕屋が完成した時、神の臨在を象徴する雲が会見の天幕をおおい、主の栄光が幕屋に満ちました(出40:34)。イスラエルは雲が幕屋から上ったときに旅立ち、上らない時は旅立ちませんでした(出40:36-37)。彼らは神の臨在に導かれ、また神の臨在の中に生きたのです。私たちもまた神の臨在の中に生き、神の臨在に導かれて歩みましょう。

(2021年3月14日の礼拝説教要約)