テキスト@Ⅰペテロ4:10他 高森恒喜牧師
仕える者となるために大切なことは何でしょうか?
1.仕えることを求める
人の子が、仕えられるためではなく仕えるために・・・来たのと、同じようにしなさい(マタイ20:28)※マルコ10:45
私たちはこの地上での人生において「愛すること」を学ぶために召されました。それはとりもなおさず「仕えること」を学ぶことです。愛を追い求める(Ⅰコリント14:1)人は仕えることを追い求める人です。その模範をイエス様は示されました(ヨハネ13:15)。
2.へりくだることを学ぶ
何事も利己的な思いや虚栄からするのではなく、へりくだって、互いに人を自分よりすぐれた者と思いなさい(ピリピ2:3)
自分のほうが優れていると高慢になっている人は、真の意味で人に仕えることはできません。「仕えることを学ぶ」ことは「へりくだることを学ぶ」ことでもあります。そのためにはこの世的な思考から解放される必要があります。例えば他人と比較する思考はその典型です。
3.与えられた賜物を生かす
それぞれが賜物を受けているのですから、神の様々な恵みの良い管理者として、その賜物を用いて互いに仕え合いなさい(Ⅰペテロ4:10)
神はそれぞれに異なる賜物(能力)を与えておられます。それらは神が与えてくださったものであり、他人と比較して優越感を持つことも、劣等感を持つことも誤った態度です。ただ、その能力を磨くことや、生かすことは、それぞれの裁量に委ねられていることも銘記しましょう。
(2021年4月18日の礼拝説教要約)