テキスト@Ⅱコリント3章10節他 高森恒喜牧師
真に豊かな者となるために大切な考え方を身につけましょう
1.すべてを所有していることを知る
貧しいようでも、多くの人を富ませ、何も持っていないようでも、すべてのものを持っています(Ⅱコリント3:10)
私たちは時に人と自分を比べて、自分が何も持っていないかのように思ってしまうことがあるかもしれません。しかし、聖書は「すべてはあなたがたのもの」(Ⅰコリント3:22)と断言します。なぜなら、すべてを満たしてくださる神が私たちと共に歩んでくださっているからです。
2.すべてに満足することを学ぶ
私は、どんな境遇にあっても満足することを学びました(ピリピ4:11)
「貧しい人とは少ししか持ってない人ではなく、いくらあっても満足できない人である」との名言がありますが、まさにそのとおりです。「欲望」は決して満たされ続けることはありません。ですから、自分の欲望を満たすことによって、幸福であり続けることはできないのです。自分の欲ではなく、神の御心に従うことこそ真の幸福への道です。
3.すべてを神の国のために行う
神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、すべて、それに加えて与えられます(マタイ6:34)
自分はすでにすべてを所有していることを知り、また今あるもので満足することを学ぶなら、私たちがすべきことはただ、神の国と神の義を求めることです。そうする時に、神様は私たちの人生の中で必要な時に必要なものを必要なだけ与えてくださることでしょう。
(2021年5月30日の礼拝説教要約)