テキスト@他 高森恒喜牧師
みことばの与える力について考えてみましょう
1.判断する力
神のことばは生きていて・・・心の思いやはかりごとを見分けることができます(へブル4:12)
人類の「罪」の原点はエデンの園において「善悪の知識の木」から実を取って食べたところにあります。それはつまり善悪の判断を人間が勝手にするようになったことを象徴する出来事です。しかし、善悪の規準は神にあり、それは聖書によってのみ知ることができるのです。
2.成長する力
純粋な霊の乳(偽りのないみことばの乳)を慕い求めなさい。それによって成長し、救いを得るためです(Ⅰペテロ2:2)
肉の体は肉の糧によって養われ成長しますが、霊のからだは、霊の糧である「みことば」によって成長するのです。どんなに長い間信仰生活を送っていたとしても、その人が日々みことばを食する習慣を身に着けていないなら、クリスチャンとして成長することは出来ません。
3.勝利する力
「人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばで生きる」と書いてある(マタイ4:4)
「みことば」は神が与える霊の剣です。私たちはみことばの剣によってサタンに勝利することができます。イエス様も荒野においてサタンと対峙された時、聖書のみことばを宣言することによって勝利を得られました。ただ霊の剣をふるうためには、祈りの生活も不可欠です。
(2021年6月6日の礼拝説教要約)