先日、イスラエル南部の遺跡で約三千百年前の土器片が出土。
土器片にはカナン語で「エルバアル」と記されていました。
三千百年前のイスラエルといえば「士師時代」。その時代の土器に「エルバアル」という名。ピンと来られた方もおられるでしょうが「エルバアル」は聖書中で最も有名な士師「ギデオン」の異名です。
もちろん、この土器片の名がギデオンを指している可能性は低いでしょう。
しかし、もし、そうならば、土器の破片は敵に夜襲をかける際、火をともしたままの松明を入れていた「壺」なのでは?と、期待と想像が膨らみます(士師記7章)。
ともかく、私たちもまた、内にみことばの灯を宿す、土の器として、神の期待に応える者となりたいですね。