テキスト＠マタイ１８：３－４他 高森恒喜牧師
神の国の恵みを得るための秘訣を学びましょう
１．子どものような者として
だれでもこの子どものように自分を低くする人が、天の御国で一番偉いのです（マタイ１８：４）
「子どものようになる」とは「自分を低くする」ことであるとイエス様は語られました。詳訳聖書によると「低くする」という言葉には「信頼、謙虚、寛容」という意味が含まれているようですが、それは「素直」であればこそ身に着けることのできる姿勢ではないでしょうか？
２．素直な者として
神は人を真っ直ぐな者に造られたが、人は多くの理屈を探し求めたということだ（伝道者７：２９）
「理屈を探し求めた」という部分が新共同訳聖書では「複雑な考え方をしたがる」と訳されています。物事をあまりにも難しく考えすぎると、かえってその本質を見失うこともあります。聖書を読む際も、基本的には単純に素直に受け止めることが大切です。
３．従順な者として
でも、おことばですので、網を下ろしてみましょう（ルカ５：５）
私たちは何に「素直」であるべきでしょう。それはイエス様の言葉に対してです。その良い実例がペテロの召しの場面。彼はイエス様の「網を下ろしなさい」との言葉に全く納得が言ってませんでしたが、イエス様の言葉だからということで素直に従い、その結果、彼は神の栄光を目の当たりにすることになったのです。
(2021年10月3日の礼拝説教要約）
