おにぎりは箸で食べるよりも、手に持って食べるほうが私には美味しく感じられます。
なぜだろう?と考えたところ、それはきっと手の触覚が「味」に加わるからだろうとの結論に至りました。
考えてみれば、舌ざわりとか歯ごたえも「触覚」。食材の切り方で味が変わるというのはそういうことなのでしょう。
視覚も「味」に影響を及ぼします。料理をのせるのにどんな器を使用するか、どんな盛り方をするかで「味」は変わってきます。
普段はあまり意識しませんが「味」とは五感(プラスα)が総動員されての産物なのです。
そんなことを思う時、主の素晴らしさを味わう上でも全感覚を研ぎ澄まし、それらを総動員することが大切なんだろうなと思う今日この頃。