テキスト@ヨハネ14:27 高森恒喜牧師
わたしは・・・わたしの平安を与えます。
1.神への信頼を抱く
どうして怖がるのですか。まだ信仰がないのですか。(マルコ4:40)
激しい嵐に翻弄される小舟の中、弟子たちは慌てふためき死の恐怖におののいていましたが、イエス様はそうではありませんでした。慌てるどころか、すやすやと眠っておられたのです。それは神の守りを信じ切るイエス様の信仰の姿勢を表しています。イエス様はともにおられる神がどのような方であるかを知っておられたのです。
2.神との交わりを保つ
彼らに別れを告げると、祈るために山に向かわれた(マルコ6:46)
イエス様は弟子たちを無理やり舟に乗り込ませ、次の宣教地に先に遣わしました。それはひとりになって神との密な交わりの時を持つためでした。私たちの平安は、日々の生活の中で、個人的にどれぐらい密な関係を神との間に築いているかに深く関わります。神と深い交わりの中で神がどのようなお方であるかをさらに知ろうではありませんか。
3.神の権威が与えられていることを知る
イエスは・・・湖に「黙れ、静まれ」と言われた。すると風はやみ、すっかり凪になった(マルコ4:39)
イエス様が荒れ狂う波風を叱りつけると、それらが嘘のように静まってしまいました。これはイエス様がキリストであることの「しるし」とであると同時に、私たちにもキリストの弟子として「神の権威」を行使する力が与えられていることを想起させる出来事でもあります。
(2021年11月7日の礼拝説教要約)