テキスト@ヨハネ1:1-14 高森恒喜牧師
クリスマスとはどのような日なのでしょうか?
1.神が人となられた日
ことばは人となって、私たちの間に住まわれた(ヨハネ1:14)
クリスマス、それはイエス様の誕生を記念する日であり、創造主なる神が人の姿をとって地上に降り立たれた日です。「キリストは、神の御姿であられるのに、神としてのあり方を捨てられないとは考えず、ご自分をむなしくして、しもべの姿をとり、人間と同じように」(ピリピ2:6-7)なられたのです。
2.人の罪を負って死ぬために
見よ、世の罪を取り除く神の子羊(ヨハネ1:29)
父なる神が御子イエス様を私たちと同じ肉体をまとわせて地上に遣わされたのは「御子を、罪深い肉と同じような形で、罪のきよめのために遣わし、肉において罪を処罰」(ローマ8:3)されるためでした。すなわち、イエス様は私たちが天国へ入るために、私たちが受けるべき罰を身代わりに受けるために地上に来られたのです。
3.聖霊のバプテスマを授けるために
その人こそ、聖霊によってバプテスマを授ける者(ヨハネ1:33)
イエス様が地上に来られたのは、私たちの身代わりとなって死ぬためだけではありません。バプテスマのヨハネはイエス様について「世の罪を取り除く神の子羊」としてだけではなく「聖霊によってバプテスマをお授けに」(マルコ1:8)なる方であると紹介しました。イエス様の血は神の宮として造られた私たちを聖め、聖霊の宮とするのです。
(2021年12月19日の礼拝説教要約)