限りある人生で、最も無駄な時間の過ごし方。それは悩むことです。変えることのできない過去や不確実な未来についての悲観的、消極的思考の堂々巡り。私たちはそのような状態から抜け出さなければなりません。
1.悩む暇はない
私たちの齢は七十年。健やかであっても八十年・・・瞬く間に時は過ぎ、私たちは飛び去ります(詩篇90:10)
人生は私たちが思う以上に短いもの。そのことを痛切に感じれば感じるほど、今日というこの日、今というこの瞬間を大切に生きるようになるのではないでしょうか?「悩む」という非生産的なことに時間を費やすことは実に愚かなことです。
2.視点を変える
人目を上げて畑を見なさい。色づいて、刈り入れるばかりになっています(ヨハネ4:35)
視点を変えれば、今まで見えなかったものが見えてきます。イエス様はご自身が見ている同じ景色を弟子たちに見せるために言われました。「目を上げなさい」。私たちはイエス様と同じ視点をもってこの世界を見るのです。そうする時、私たちにとっての問題が問題でなくなるようになるでしょう。
3.神に委ねる
あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです (Ⅰペテロ5:7)
悩むことが習慣となっている場合は、悩むなと言われても・・・と困惑するかもしれません。確かに最初のうちは頭では分かっていても、なかなかそれができないかもしれません。しかし、それは祈りとみことばの生活の中で試行錯誤しながら体得するもの。焦る必要はありません。
(2022年1月23日の礼拝説教要約 説教者:高森恒喜牧師)