施設の宿直に入る際、検食の名目で夕食が出されるのですが、私はそれに感謝しつつも少々憂鬱な気分に。
味付けそのものは決して不味くはないのです。けれども、不味く感じてしまう。その理由は明白で食材が超高齢者用に細かく刻まれているから。
口に入れば同じだろ?と思うかもしれませんが全然違います。確かに3~4回咀嚼すれば口の中で同様の状態になりはします。
しかし、すでにそうなっているのを食べるのと、咀嚼の結果、そうなるのとでは天と地の差。歯ごたえがあるべきものに歯ごたえがないというだけでも、味わいが損なわれ、とても、かなり、寂しい(笑)
私たちの人生も多少歯ごたえがあるほうが味わい深いものとなるのでしょう。唯感謝。