何故、信仰の父アブラハムはあらゆる面において神様からの祝福を受けたのでしょうか?アブラハムが神様との関係において、どのような姿勢を貫いたかを学び、その秘訣を学びましょう。
1.信じ続ける
神には人を死者の中からよみがえらせることもできる(へブル11:19)
「神を信じる」とはただ単に「神の存在を信じる」ということではなく、それは当然のこととして「神を信頼する」ということです。アブラハムはその生涯において、神を信頼しつづけました。彼は神の何を信頼し続けたのでしょう?それは神の無限の愛と無限の力です。彼は神は約束を違わない方であることと、その全能を信じ続けたのです。
2.祈り続ける
彼は、そこに祭壇を築き、主の御名を呼び求めた(創世記12:8)
信頼できる人との間には親密な関係が築かれているはずです。そのような関係なしに誰かを信頼するのは愚かです。ですから、神がどのようなお方かを知らずして神を信頼することができないのはある意味当然です。神との信頼関係を築くために重要なことは、祈りの祭壇を築くことです。アブラハムの人生は祈りに彩られていたことを覚えましょう。
3.従い続ける
あなたが…自分のひとり子を惜しまなかったので(創世記22:16)
「私は神様を信頼しています。でも、従いたくはありません。」という発言が矛盾していることは誰でも分かるはずです。それにも関わらず私たちは普段の信仰生活の中で、そのような矛盾した言動をしていることがままあります。たとえば「全てのことに感謝しなさい」という聖書の教えに私たちは従っているでしょうか?アブラハムは徹底的に神に従ったからこそ、神は彼を徹底的に祝福されたことを忘れてはいけません。
(2022年2月27日の礼拝説教要約 説教者:高森恒喜牧師)