何事も利己的な思いや虚栄からするのではなく、へりくだって、互いに人を自分よりすぐれた者と思いなさい(ピリピ2章3節)
優れている人を優れていると認めることは簡単です。しかし、その対象が明らかに自分より劣っている人だったらどうでしょう。その人を自分より優れた者だと思うことができるでしょうか?そのためには、その人の長所を何とか見い出す努力をしなければならないのでしょうか?そうではありません。仕える精神、すなわち「しもべの心」を持つならば必然的に全ての人が自分より優れた者となるのです。自分より優れた者と思え、というのは能力等のことではないのです。