Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

神に背く者

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わざわいだ。彼らはカインの道を行き、利益のためにバラムの迷いに陥り、コラのように背いて滅びます(ユダ1:11)

1.カインの罪

カインは弟アベルを誘い出した。二人が野にいたとき、カインは弟アベルに襲いかかって殺した(創世記4:8)

「兄弟を憎む者はみな、人殺しです…人を殺す者に、永遠の命がとどまることはありません」(Ⅰヨハ3:15)とあるように憎悪を抱くことは致命的です。それは「互いに愛し合いなさい」(ヨハ13:34)とのキリストの至高の命令に逆らうことだからです。「一切のことを、愛をもって」(Ⅰコリ16:14)とのみことばに目を向けましょう。

2.バラムの罪

バラムは不義の報酬を愛しましたが、自分の不法な行いをとがめられました…この預言者の正気を失ったふるまい…(Ⅱペテロ2:15-16) 

「世を愛することは神に敵対すること」(ヤコブ4:4)であることを忘れてはなりません。神が私たちの味方であることを確信できるならば、私たちは何も恐れる必要はありませんが(ローマ8:31)私たちがこの世の富や名声、快楽などを求めて生きている限り、神が私たちの味方となってくださることはありません。

3.コラの罪

コラは…共謀して、モーセに立ち向かった(民数記16:1-2)

「指導者たちの言うことを聞き、また服従しなさい」(へブル13:17)と聖書は教えます。もちろん、指導者が明らかに聖書の教えから外れている場合は別ですが、指導者に従うことは健全な信仰が養われる上で重要です。「目に見える兄弟を愛していない者に、目に見えない神を愛することはできません」(Ⅰヨハネ4:20)とありますが、同様に目に見える指導者に従えない人は、目に見えない神に従うことはできません。

(2022年3月27日の礼拝説教要約 説教者:高森恒喜牧師)