正しい人は七度倒れても、また起き上がる(箴言24:16)とありますが
そのために知るべき大切なことを確認しましょう。
1.イエス様は私たちの弱さを知っておられる
私たちの大祭司は...弱さに同情できない方ではありません。罪は犯しませんでしたが...試みにあわれたのです(へブル4:15)
三度イエス様を否んだペテロをイエス様は見つめられましたが(ルカ22:61)そのまなざしは憎悪に満ちたものだったでしょうか?いえ、きっと憐みに満ちていたはずです。私たちは弱さのゆえに過ちを犯してしまうこともあります。そのことで自分を責めてしまうかもしれませんが、その弱さをも含めイエス様は私たちを愛しておられるのです。
2.イエス様は私たちを見捨てられない
わたしは...あなたの信仰がなくならないように祈りました。ですから..立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい(ルカ22:35)
イエス様は弟子ペテロがご自身を裏切ることを知った上で、彼のためにとりなしの祈りを捧げておられたことは私たちにとって大きな慰めとなります。私たちも日々の生活の中で、大なり小なり過ちを犯してしまうものです。しかし、イエス様はそのような私たちを見捨てることなく今も私たちのために天において祈り続けておられるのです。
3.イエス様は私たちを変えてくださる
彼らはペテロとヨハネの大胆さを見、また二人が無学な普通の人であるのを知って驚いた(使徒4:13)
「主よ。あなたとご一緒なら、牢であろうと、死であろうと、覚悟はできております」(ルカ22:33)とかつてのペテロの言葉は口先だけのものでした。しかし、復活の主に出会い、聖霊を受けた時、あのペテロのことばは真実となったのです。私たちもまた聖霊の力に満たされる時、生きるにしても、死ぬにしても、主のものとなることができるのです。
(2022年4月24日の礼拝説教要約 説教者:高森真理子牧師)