主イエス・キリストによって命じ、勧めます。落ち着いて仕事をし、自分で得たパンを食べなさい。(Ⅱテサロニケ3章12節)
「働かざる者、食うべからず」という有名なことわざの出典は聖書。パウロがテサロニケ人への手紙の中で、ある信徒たちを叱責した言葉です。ある信徒たちというのは怠惰な生活を送っていた信徒。パウロ自身、テサロニケでは宣教活動に従事しつつ自らの生活費を稼ぐために「夜昼、労し苦しみながら」(Ⅱテサ3:8)仕事をしていました。必要に迫られてというよりも、模範を示そうとしていたようです。落ち着いて仕事をすることもキリスト者としての務めなのです。