小学校低学年の頃のある日、私はオイオイ泣きながら帰宅しました。
玄関を入るとたまたま父がそこにいて、どうして泣いてるんだ?と聞くので、実はかくかくしかじかで同級生と口喧嘩になり、その同級生に殴られたんだ、でも、僕は殴り返さなかった、と話すと、父はこう言いました。
「情けない!殴られたら、殴り返せ!」
私は耳を疑いました…
え?この人「右の頬を打たれたら、左の頬を向けなさい!」って説教してたよね…
ぼ、牧師だよね…
涙もすっと引いたとか。
救われてもなお、私たちの中に残る古い自分が、思いがけず、ひょっこり顔を出すことがありますね。
嫌になってしまうこともしばしばですが、まだまだ成長の余地があるということで(笑)