私たちには与えらえた人生を楽しむことが許されています。そのためにも、人生を楽しむための秘訣を聖書から学んでいきましょう。
1.神の恵みに感謝する
私が良いと見たこと、好ましいこととは、こうだ...日の下で骨折るすべての労苦にあって、良き物を楽しみ...(伝道者5:18)
以前使用していた新改訳聖書第3版では「良き物を楽しみ」の部分が「幸せを見つけて」と訳されていました。パウロは「あふれるばかりに感謝しなさい」(コロサイ2:7)と教えましたが、私たちがその教えに生きるためには神が与えて下さっている「あふれるばかりの恵み」に気づかなければなりません。日々、神様の恵みを数えましょう。
2.喜ぶという決断をする
これは主が設けられた日。この日を楽しみ喜ぼう(詩篇118:24)
「この日を楽しみ喜ぼう」という言葉には決意があります。どんなに悪い状況であっても、私たちは「喜ぶ」という決断をするのです。それは決して簡単なことではありませんが、しかし、そう決断する時、聖霊様が助け導いてくださるのです。怒りや悲しみなどの負の感情に囚われてしまうなら、そこを手がかりにサタンは攻撃をしてきます。サタンを喜ばせてはなりません。私たちは主にあって、喜ぶ者となりましょう。
3.岩の上に土台を据える
雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家を襲っても、家は倒れませんでした。岩の上に土台が据えられていたからです(マタイ7:25)
私たちは確固たる土台の上に自らの人生を築き上げなければなりません。私たちの人生の土台とは神のことばであり、イエス様ご自身です。人の目にどんなに素晴らしい人生を送っているように見えても、もし、私たちが人生の土台を決して揺るぐことのない、変わることのないものに据えていないなら、その人生は虚しく過ぎ去ってしまうでしょう。
(2022年11月20日の礼拝説教要約 説教者:高森真理子牧師)