私たちが希望にあふれた人生を送るためには、クリスチャンの希望がどこから、どのようにして来るのか、ということについて知る必要があります。
１．神から来る希望
私のたましいよ黙ってただ神を待ち望め。私の望みは神から来るからだ（詩篇62：5）
私たちの希望は人から来るものではなく、神から来るものです。私たちの信じる神は全知全能の神、天地万物の造り主、無から有を呼び出すお方です。ですから、人間的には絶望的な状況にあったとしても、失望する必要はありません。恐れることも、たじろぐ必要もありません。私たちがすべきことは、ただ静かに神を待ち望むことです。
２．信仰による希望
それはわざわいではなく平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ（エレミヤ29：11）
静かに神を待つとは、神の計画に自らを委ねることでもあります。人生は自分の思い通りにはならないものです。しかし、私たちの人生が、神様の思い通りになるならば、その先には平安があり、また希望があるのです。今は苦しみの中にあるかもしれませんが、その中で捧げる祈りこそ、真の祈りとなり、あなたを神に近づけるのです。
３．聖霊による希望
どうか、希望の神が...聖霊の力によって希望にあふれさせてくださいますように（ローマ15：13）
私たちが神に近づく時、私たちは聖霊の力を帯びます。聖霊の力を帯びれば帯びるほど、私たちの顔は天に向けられ、私たちの目は神に向けられるのです。そして、神が与える希望はこの地上における一時的な希望ではなく、神の国へと続く、永遠のいのちの希望であることを悟るのです。その希望こそ、神のみが与えることのできる希望なのです。
(2022年12月18日の礼拝説教要約 説教者：高森真理子牧師）
