自分は誰にも必要とされていないと思うことはありませんか?しかし、それは真実ではありません。なぜなら、あなたは教会を構成するひとりだからです。
1.あなたはキリストのからだです
あなたがたはキリストのからだであって...その部分です(Ⅰコリ12:27)
教会はキリストのからだです。この真理は教会員であるあなたはキリストのからだを構成する一部であることを示します。つまり、キリストはからだであるあなたをとおして、ご自身のみこころを行なわれるのです。私たち一人ひとりの言動はキリストのからだとしての言動であることを忘れてはなりません。常に自らがキリストのからだであるとの意識を持ちつつ、クリスチャン生活を送ることをこころがけましょう。
2.あなたはかけがえのない存在です
それどころか、からだの中でほかより弱く見える部分が、かえってなくてはならないのです(Ⅰコリ12:22)
教会がキリストのからだであり、私たち一人ひとりが、そのからだの部分であることは、私たちは一つであり、それぞれが、それぞれを必要としていることを示します。からだを構成する器官は多くあり、目立つ器官もあれば、目立たない器官もあります。しかし、目立つ器官が優れていて、目立たない器官が劣っているということではありません。
3.あなたは神に用いられる器です
神はみこころにしたがって、からだの中にそれぞれの部分を備えてくださいました(Ⅰコリ12:18)
私たちがキリストの部分であるということは、それぞれに、神様が委ねられた使命とその使命を果たすための能力が与えられていることを示します。その使命が具体的に分からなかったとしても、今置かれているところで、神のみこころに生きるために最善を尽くすなら、自ずとその使命は果たされることになります。神様のみこころを求めましょう。
(2023年2月19日の礼拝説教要約 説教者:高森真理子牧師)