キリストのうちに根ざし、建てられ、教えられたとおり信仰を堅くし、あふれるばかりに感謝しなさい(コロサイ人への手紙2章7節)
1.あふれる恵みに気づく
天にも地にも、わたしは満ちているではないか(エレミヤ23:24)
私たちの信じる神は「恵みの神」です。また「天地に満ちておられる方」です。つまり、この世界は神の恵みに満ちあふれているのです。この神の満ちあふれる恵みに気づくときに、私たちはあふれるばかりに感謝できるようになるのです。そのためにも、私たちは聖霊に満たされることを、霊の目が開かれることを祈り求めましょう。全てが当たり前でないことに気づき、主に心からの感謝を捧げる者となるために。
2.恵みを数える習慣をつける
わがたましいよ、主をほめたたえよ。主が良くしてくださったことを何一つ忘れるな(詩篇103:2)
私たちは主が良くしてくださったことを何一つ忘れないよう努めなければなりません。意識してそうしないと私たちは「主が良くしてくださったことをことごとく忘れてしまう」のです。霊の目を開いてくださるのは聖霊様ですが、それは私たちが何もする必要がないということではありません。意志を働かせ、感謝する習慣を身につけねばなりません。
3.最高の恵みは十字架である
神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いを通して、価なしに義と認められるからです(ローマ3: 24)
創造主なる神が私たちに与えてくださっている数えきれない恵みの中でも、最も大きな恵みはキリストの十字架による救いです。またイエス様ご自身です。その他の全ての恵みを合わせても、この十字架の恵みには、はるかに及びません。ですから、この十字架の恵みさえ本当に理解すれば、私たちはあふれるばかりに感謝を捧げることができるのです。
(2023年2月26日の礼拝説教要約 説教者:高森恒喜牧師)