一九九〇年代後半にバラエティ番組を見ていた人なら知っているだろう某番組の某企画。
アパートの一室に、事情を知らせないまま、一人の男性芸人を閉込め、百万円分の懸賞を当てるまで解放しない。
しかも水以外、食料その他も懸賞で入手させる。
結局、目標達成まで一年と三ヶ月。
今では考えられない鬼のような企画でしたが、昨年、これを題材としたドキュメンタリー映画が、何故か英国で制作され、反響を呼んでいるそう。
二十五年ほど前の番組ですが隔世の感。日本人でも理解に苦しみます。欧米の方はなおさらでしょう。
聖書は新しくても二千年前の出来事。理解に苦しむ点があるのは当然です。
しかし、そこにこそ私たちを解放する真理があるのです。