聖書箇所:マルコの福音書3章8節‐12節
癒やし主イエス様は今、どこにおられ、どのようにして働かれるのでしょう?
1.病気に悩む人々
イエスが多くの人を癒やされたので、病気に悩む人たちがみな、イエスにさわろうとして、みもとに押し寄せて来た... マルコ 3:10
私たちは今もイエス様による奇跡的な癒やしがあることを信じています。しかし、それは現代医療を否定することではありません。私たちは祈りつつ、感謝の心で医療を受けるべきです。しかし、私たちの霊の領域における病の癒やしはイエス様以外に与えることはできません。そして、全ての人が、その癒やしを必要としているのです。
2.悪霊に悩む人々
汚れた霊どもは、イエスを見るたびに御前にひれ伏して「あなたは神の子です」と叫んだ。マルコ3:11
すべてではありませんが、病気の背後には悪霊の影響がある場合もあります。聖書には、悪霊たちが、人の精神や肉体に悪い影響を及ぼすこことが記されています。彼らは、人間よりも強い存在ですが、恐れる必要はありません。なぜなら、彼らはイエス様には服従せざるを得ないからです。そして、私たちにはキリストの権威が与えられているのです。
3.イエスによる癒やし
神はパウロの手によって...力あるわざを行われた。彼が身に着けていた手ぬぐいや前掛けを、持って行って病人たちに当てると、病気が去り、悪霊も出て行くほどであった。使徒19: 11〜12
イエス様が地上におられた時は、イエス様に会うためにはイスラエルに行かなければなりませんでした。しかし、今、イエス様は私たちとともに、また、私たちのうちにおられるのです。そして、私たちをとおして、神の癒やしと解放のみわざを行うことを願っておられるのです。
(2024年6月23日の礼拝説教要約 説教者:高森恒喜牧師)