「痛みがしばらく続くようだったら、その時は、また来て下さい。」
「しばらくとは、一ヶ月ぐらいですか?」
医師が答える前に、二人の看護師さんが同時に首を横に振ったので、あ、違うのね、三ヶ月ぐらいか?と思い直す私に医師が告げたその期間は
「半年ぐらい」。
五十歳になり約半年。めでたく、五十肩になったようです。
五十肩とは加齢によって発症するとされる肩の関節痛。五十代に発症することが多いので五十肩と言われていますが、四十代に発症する人もおり、その配慮として、四十肩という呼称も加えられたそうです。
年を経るごとに心身ともに痛むところも増えてきますが、それは、その分、他の人の痛みも知る者とされていること。唯、感謝です。