Nichinan Chapel

飫肥杉香る礼拝堂 日南チャペル

福音とは何か?

聖書箇所:マルコの福音書15章33節‐39節

私たちが信じる福音とは何か?聖書に確認していきましょう

1.救い主が来られた

見なさい。私は...大きな喜びを告げ知らせます...あなたがたのために救い主がお生まれになりました。ルカ2:10-11

福音とは何か?良き知らせとは何か?それを一言で言えば「イエス・キリストの降誕」です。では、なぜ、イエス様が地上に来られたことが福音なのでしょう?それは、イエス様によって「罪の赦しによる救い」(ルカ1:77)が与えられるからです。では、なぜ「罪の赦しによる救い」が私たちにとって福音なのでしょう?

2.罪の赦しによる救い

神は...罪の赦しを与えるために、このイエスを導き手、また救い主として、ご自分の右に上げられました。使徒5:31

「罪とは律法に違反すること」(Ⅰヨハ3:4)つまり、神が定められたルールを破ることが「罪」です。日本の法律を守っていても、神の定めた律法を破れば、私たちは神の前に罪を犯したことになります。たとえば偶像礼拝、つまり、創造主なる神以外を礼拝することは罪です。それらの罪の解決なしに、私たちは神の国に入ることはできません。

3.血による贖い

このキリストにあって、私たちはその血による贖い、背きの罪の赦しを受けています。エペソ1:7

「罪の赦し」には「血による贖い」が必要であると聖書は教えます。そして、イエス様が十字架の上で流してくださった尊い血こそ、私たちに「罪の赦し」を与える「贖いのための血」なのです。私たちがそのことを信じ、受け入れるその瞬間、キリストの血は時間と空間を越え、あなたに「罪の赦し」を与え、また「天国の希望」を与えるのです。

(2024年7月14日の礼拝説教要約 説教者:高森恒喜牧師)